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西伊豆の土肥を過ぎ、宇久須に入るとすぐホテルニュー岡部があり、その先のトンネルを抜け最初の信号の左にある。
ちなみに隣はいつが定休日かよくわからないラーメン屋「大慶」。
「小あじ寿司」というと、ちょっと伊豆にくわしい人ならすぐにわかる西伊豆・宇久須の名物料理。
宇久須にある「三共食堂」とここ「八起」でその絶妙においしい寿司を食べることができる。
この「八起」と「三共食堂」、もともと同じ店であったのだが、父親の店主が独立し、国道沿いにこの小さな店舗を開店させた。
ここに至る経緯にはいろいろあったようだがここでは割愛する。
ともかく、ここの店主が修行時代に工夫に工夫を凝らして完成させた、ちょっと大げさに言うならば味の(アジの)芸術品とでも言いたくなるような寿司は、一度食べたら絶対に人に勧めたくなる一品。
実際この写真を撮った時は両親を連れて行ったほどのTakuのマジお勧めのお店なのだ。 |
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これが元祖こあじ鮨。
ここが元祖ということは、他の小あじ寿司は違うということになる。
繊細にして新鮮。
新潟産コシヒカリを使用したシャリ、新鮮なアジ、大葉、葱、生姜の薬味とが口の中で絶妙なハーモニーを奏でる。
シャリにも柿の葉エキスやハチミツを混ぜているという凝りよう。
この寿司には食べ方があって、アジの上の薬味部分をしょう油に浸し、再び寿司の上に乗せて食べる。
ネタにしょう油を漬けようとひっくり返すと崩壊してしまうので注意。 |
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ここの店のもうひとつのお勧めがこの「カサゴ汁」
大きなお椀に大きなカサゴがはみ出さんばかりに横たわっています。
この磯魚から出るエキスは海の旨みを凝縮したような味わいで、これまたクセになりそうなおいしさ。
こあじ寿司13カンで1300円、カサゴ汁単品で800円ですが、小あじ鮨セット(カサゴ汁付き)2000円
と100円お得なセットもあります。
ぜひセットで伊豆の良心ともいえるこの料理を味わってもらいたい。 |
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